バーニングジャパンってなに?
初めて聞いた人も多いのではないでしょうか?
栃木県の岩船山中腹採石場跡地で、今年の9月19日~22日まで開催されました。アメリカで毎年開催される「バーニングマン」と同じビジョンの日本版イベント。
跡地を街に見立てて住民として生活したら元通りにキレイにします。
他の野外イベントと違ってルールがあるのもポイント。
・傍観者にならない
・お金を使わず、売買ではなく分け与えること
参加者みなが主人公であり表現者であることをモットーに、会場ではアートパフォーマンスがあります。
行ってわかったメリット7つ
1、音楽フェスにマンネリな人
わたしは数えきれないほどバンドを見てきましたが、ちょっとマンネリです。流行りのバンドは各所に出ているので、またか!となりがち。
フェスに行く人は活動的だからアウトドアに抵抗感が少なそう。
ですから夏に高尾山や富士山に登った人、河原でBBQ、キャンプをやったそこのあなたは1度行く価値があります。
2、逆に変わった音楽フェスに行きたい人
活動的な人はきっと自分でもバンドをやったり作品を展示していると思います。
そんな人たちは会場で披露しちゃいましょう。
なにせ、バーニングジャパンのモットーは「傍観者にならない」ことなので、見る側から表現する側になれるのです。
会場にはノリ出したDJブースや楽器体験などがあります。
気になったら話しかけてみよう。
パフォーマンスもしない人も多くいるので一緒に踊ったり、杯を交わしたりして楽しめる。
↑早朝からジャズセッション
3、準備がそのまま震災対策
キャンプ気分で荷造りをしてるうちに、避難袋に入れるものと似ている!と気づいたのは大きかった。まずウエットティッシュいるし、ライトいるし。見てくださいよ、持ち物リストを。
1ページ目から順に見てください。
やろうやろうとずっと放置していた避難袋の準備、これで少しは進みそうです。
バーニングジャパンに行って慣れるのも良いと思いますよ。
4、プチ移住、週末バックパッカーの実践
「地方移住」が注目されていて故郷を離れる若者がいる反面、都会に住んでるけどちょっと普段とはちがう場所に住んで息抜きしたい人もいます。
そこでわたしが提案したいのは移住までもいかない
「プチ移住」と「週末バックパッカー」
週末だけ憧れていた街に住む、本格移住の下見に、旅行はハードル高いから手軽にデトックスしたいなど、小さく動ける選択肢をたくさん作ると目的の幅が広がるのです。
バーニングジャパンの会場は炭鉱地なので移住は難しいですが、連休だけ他の場所に住む体験はできます。強くおススメ。
【10月からできる移住体験】
東京の神田で行われるTORANS ART TOKYOというアートプロジェクト。
期間中は東京のど真ん中の神田で4日間テントで暮らせるのです!コンクリジャングルに囲まれた異色のキャンプ生活をお送りください。
詳細はこちら↓
アーバンキャンプトーキョー2015- TRANS ARTS TOKYO 2015 -むすんで、ひらいて、かんだ、
5、共同生活の向き不向きがわかる
個人の性格が大きいですね。
誰かと住む前に共同生活を体験しといた方がい良いです。
旅行くらいの期間なら楽しめますが、わたしは共同生活不向きでした。
プレッシャーかかる。
6、知らない人から食べ物とお酒がもらえる
他のテントの人が肉厚な生ハム、ベーコン、チーズにワインをもらったし、屋台おでんをやっているとこもありました。
誰かに助けを求めたり甘え下手な人は是非、ものをあげること&もらうことに慣れてください。甘えるスキルも人間として生きるのに必要なスキルですから。
「もらうのは悪いなー」じゃなくて「ありがとう」です。
7、食べて寝る生活がどれほど贅沢かがわかる
寒暖差が激しいです。
寝るときは寒いのに朝は暑くて起きます。
暗くなるのが早くて疲れたらすぐ寝るので生活リズムが治ります。何してもいいイベントなのでわたしは昼間大爆睡してました。
潤沢に時間を使って、人からいただいたもので楽しんで非常に贅沢でした。
最後に。
わたしが参加した時はライフラインや食べ物に困りませんでした。
楽しい難民キャンプだったのでもっと酷な体験がしたい人には向かないかもしれません。
また、良いことばかりではなくめんどくさいこともあります。
それではいってらっしゃいませ~。