南ちゃん「たっちゃん、何でも頑張って空回りするなんてカッコ悪いよ?」
苦手は苦手だと開き直るべき
もしあの2人が野球が苦手で仕方がないのに頑張っていたとしたら、
南ちゃんは黙っていないと思う。
(ちなみに私はタッチを見たことはありません)
なんでも頑張ると人はストレスでがんじがらめになって病気になります。
私は苦手だと薄々気づきながらあらゆるものを頑張ってきた自信があります。
でも危なくなると寝たきりになる、顔に粉が吹きすぎて学校を休む。
そして水を手につけただけでお腹を下す。全て経験談。
今、読んでいるあなたにはそうなって欲しくない。
だから目をかっ開いて読んでください。
苦手克服って美徳じゃない
今まで私はこの2つにずっと縛られていました。
苦手なものが多い=不真面目
苦手克服しようと何でも頑張る=真面目でイイ子
たとえ失敗しても頑張ってきたからどっかで誰かが助けてくれる!
恐ろしい価値観ですよね。
特に「若者が苦手克服を頑張る姿」は大人をキュンとさせるものです。
私は多くの大人に褒められてきました。
苦手克服って血が逆流するほど燃えるんですよ。
「私は絶対にやり遂げてやる」とストイックに戒めると、
他人から認められて自分の知らない場所で株が跳ね上がる。
意識が高いって思われる。
でも、苦手克服は求めるゴールを間違えると劇薬になってしまうんです。
苦手克服はリストカットと同じだ
本当は始めから傷つかないためやっていたと気づきました。
自己犠牲して自分を傷つけるのが快感になる。
嫌なはずなのにいつしか
となってしまう。
…今、笑ったでしょ?
血は出ていないものの自分を傷つける行為は「リストカット」なんです。
違いは血が出ているかどうかだけ!
いますぐ逃げて!!
評価されたいあまりにやりたいことのスキルを伸ばすのを放棄していたのですよ。
当時の私は他人に認められるように本来の生きやすい自分を曲げていたわけです。
苦手なものをやることであぐらをかいていたってこと。
思い当たることありませんか?
「1億総リストカット時代」からの解放
なんでも頑張るイイ子ちゃん=ダサイって認識は持っておいた方が良いでしょう。
極端な発想だけどそこまで振り切らないと本気で自殺したくなります。
どっちにしろ、限界になったら人間は勝手に止まるようにできている。
安心して解放してください。
【勝手にシリーズ化決定】
あいさつが苦手に引き続きシリーズ化しようと思います。
次は「電話が苦手な人の思考回路」を書く予定。