実はゲイがちょっと「苦手」だ
昔からレズビアンには抵抗がない。
中学生の頃、友達にカミングアウトされたから。
多分わたしなら引かないだろうと思い言ってくれたのだろうね。
でも「レズビアンなのは好みの問題でしょ。好きなら好きで良いじゃないか。
同性愛者が恋愛をするには異性愛者に許可を取らないといけないのか?!」
と首を傾げた記憶がある。
苦手になった経緯
TVでゲイ雑誌の一部を見て「わ…」と青ざめた。
なんでかって。グラビアアイドルが写る日差しの明るい誌面じゃなくて、地下3階くらいの暗い部屋でたくさんの男性の後姿がわちゃわちゃしていたから。
言っちゃ悪いけどすごい気持ち悪かった。
ゲイカップルが結婚したニュースを見て「時代が変わるんだ!お幸せに!」と祝福はするが、誌面の記憶がチラついていて心底からではなかった。
ゲイってイケメン多いのはなんで?
男を超えた男みたいなギラギラした風貌が苦手なのだ。
でもイケメンが多いのも気になっていたのでSNSに投げるとこんな回答返ってきた。
同性間の方が競争がシビアだからかと。
モテない、あるいは奥手な故に誰からとそうだと知られていない同性愛者って少なからずいるのでは。
同性間でもモテていたりイケメンなのは、カミングアウトができた人やゲイだと自認している人。
よって、もともと小さなコミュニティで動いているから自然と競争率が高くなるってことでしょうか。
競争が激化するのは出会いの場所が少ないから
ノンケ(異性愛者)の方々の場合は、生活の中で自然と異性に出会うこともあります。外見だけでなくて色々な一面を見て好きになってくれます。
しかしゲイはお互いがゲイであることを確認しないと恋愛に発展することはありません。
日常での出会いのチャンスはほとんどありません。
週末にゲイバーなどに遊びに来ている数時間が出会いのチャンスだったりもします。
少しでも優位に立つためにノンケ男性たち以上に美容やファッションへの意識が高くなる傾向がある。
また独身で趣味に使えるお金や時間も比較的多いので熾烈な競争を演じることができてしまうのかもしれません。
※引用説明は内容を変えない程度に修正しました。
差別をしてはいけない意識が「苦手」と言えない空気にしている
実は差別まではいかなくてもわたしみたいに「ちょっと苦手」な人はいるのではないだろうか?
LGBTだとカミングアウトするなら異性愛者もちょっと苦手なのを思ったり言っても良いんじゃないの。
LGBTの人達は多くの偏見に晒されている分、「苦手」って言われるのも過敏に反応してしまう印象がある。
お互いのどこが嫌でどこを良しとするかを知らないと心底からの
多様性にはならないでしょう。
ゲイを認めていない違和感があったらこちらの本を読んでみてはいかがでしょうか。